なぜ同じ治療でも結果が違うのか — 治療の順序と機器の重要性

石灰分砕吸入術に失敗した患者がプラチナムで回復した理由。治療の質と順序の違い。

李東奎 院長·読了時間 11分

「他のクリニックで石灰分砕吸入術を受けたのですが、全く改善しませんでした。何が違うのでしょうか?」

このような相談が増えています。同じ「石灰分砕吸入術」でも、結果に大きな差があるのはなぜでしょうか。

症例:他院での石灰分砕吸入術後も改善しなかった患者様

50代の女性が、他院での石灰分砕吸入術(2回)を経ても右肩の痛みが改善しないとして来院しました。他院では「石灰が残っている」と言われ、もう一度施術を勧められましたが、不安になり来院されました。

プラチナムクリニックで超音波評価を行うと:石灰の位置に針が到達していない(周囲の軟部組織に痕跡あり)。石灰は依然として残存(約1.8cm)していました。

なぜ他院では改善しなかったか

  • 超音波のリアルタイムガイドが不十分(見えていない状態で針を刺していた)
  • 使用した針の種類が石灰の砕砕に適していなかった
  • 吸引力が不足していた(石灰が吸い出せていなかった)
  • 石灰の状態(固体)に合わせた前処置がなかった

プラチナムクリニックの3つのこだわり

こだわり1:世界最高水準の超音波機器

超音波ガイド下の処置において、機器の解像度は直接成功率に影響します。プラチナムクリニックは業務用最高水準の超音波機器を使用しており、数ミリの石灰でも正確に識別・到達できます。

こだわり2:独自の石灰分砕吸入専用針

プラチナムクリニックは石灰の性状(固体/粉状)に応じた専用の針を開発・使用しています。固体の石灰には機械的に粉砕する針、粉状の石灰には高効率吸引針を使い分けます。

こだわり3:治療の順序設計

石灰分砕吸入術だけを行うのではなく、石灰除去後の腱板状態・炎症状態を評価し、必要であれば縫縮術・再生注射を組み合わせます。石灰が原因だけとは限らず、腱板の損傷が合併していることが多いためです。

治療の順序が結果を左右する

複雑な肩の病変(例:石灰沈着性腱炎+腱板断裂+炎症)に対しては、治療の順序が重要です。

  • 第1段階:炎症の抑制(強い炎症があれば先に鎮静化)
  • 第2段階:石灰の除去(原因となる石灰を取り除く)
  • 第3段階:腱板の修復(縫縮術・再生注射・リジェネテン)
  • 第4段階:リハビリ(肩甲骨安定化・腱板周囲筋の強化)

炎症が残っている状態でリハビリを始めると痛みが悪化します。石灰を除去せずに腱板を修復しても、石灰が腱板を再び傷つけます。このような順序の誤りが治療失敗の原因になります。

この患者様の治療と経過

プラチナムクリニックでの石灰分砕吸入術(2回目の施術にもかかわらず、初めて石灰が適切に除去):

  • 1週後:「施術後3日間は少し痛かったが、その後急速に改善」
  • 2週後:「夜間痛がなくなりました」
  • 4週後:「腕が頭の上まで上がるようになりました」
  • 2ヶ月後:超音波で石灰の完全除去を確認

他の病院でも同じ治療のはずなのに、こんなに違うとは思いませんでした。機器と技術の差なんですね。

よくある質問

Q1. 他院で治療して効果がなかった場合、プラチナムで受け直せますか?

はい。他院での治療経過・画像データをお持ちください。なぜ改善しなかったかを評価した上で、最適なアプローチを提案します。

Q2. 同じ治療名でも結果が違うのはなぜですか?

治療名が同じでも、使用機器の精度・術者の技量・治療の組み合わせ・フォローアップの質によって結果は大きく異なります。特に超音波ガイド下処置は、機器と術者の経験が直接結果に影響します。

他院で改善しなかった方もご相談ください

ご予約はこちら
李東奎 院長

李東奎 院長

延世大学校医学部卒 · 整形外科専門医 · IBSE認定 · 特許4件

かつて手術専門医として活躍し、非手術治療の可能性を追求するために転向。肩手術の限界を自身の経験から痛感し、プラチナムクリニックを設立。著書『肩の痛み 手術より運動』著者。

カカオトークLINEで相談24/7 AIチャット