縫縮術 — 非手術で腱板を物理的に修復する

プラチナムの特許技術「縫縮術」。ミクロトンネルと特許コラーゲン縫合糸による腱板修復の仕組み。

李東奎 院長·読了時間 12分

「非手術で腱板を縫合する」——これがプラチナムクリニックの縫縮術(Plication Suture)です。腱板断裂の治療における最大の課題は「断裂した腱板を物理的に修復する」ことです。特に関節面側(内側)の断裂は血流が乏しく、注射だけでは断裂した腱板が「くっつく」ことは困難です。

なぜ注射だけでは限界があるのか

離れた壁紙に接着剤をいくら塗っても、押しつけなければくっつかない——これが注射単独の限界です。断裂した腱板の端が「物理的に離れた状態」では、注射成分があっても愈合しにくいのです。

プラチナム縫縮術の3つの独自性

独自性1:特殊ドリルによるミクロトンネルの形成

一般的な縫縮術では縫合糸を軟部組織のみに通して固定します。固定力が弱く、縫合糸が抜けるリスクがあります。プラチナムでは特殊ドリルで骨にミクロトンネルを作製し、縫合糸が骨を貫通して固定されます。骨に固定点が作られるため、固定力が格段に強くなります。

独自性2:特許コラーゲン縫合糸

  • コラーゲン素材——組織との親和性が高い
  • 体内で自然に吸収される(異物として残らない)
  • 吸収される過程で、腱板の再生を促進するシグナルを放出
  • 結び目なしで固定できる特殊設計

独自性3:圧倒的な固定力

ミクロトンネル+特許コラーゲン縫合糸の組み合わせにより、一般的な縫縮術の数倍の固定力を実現します。

項目一般的な縫縮術プラチナム縫縮術
固定点軟部組織のみ骨(ミクロトンネル)
縫合糸合成縫合糸特許コラーゲン縫合糸
固定力普通非常に強い
体内吸収なし(残留)あり(自然吸収)
組織再生促進なしあり

施術の流れ

  • ステップ1:腕神経叢ブロック麻酔(肩・腕全体を麻酔。意識は保たれる)
  • ステップ2:超音波リアルタイムガイド下に特殊ガイドを挿入(切開約3〜5mm)
  • ステップ3:特殊ドリルで骨にミクロトンネルを形成
  • ステップ4:特許コラーゲン縫合糸を断裂した腱板に通す
  • ステップ5:縫合糸をミクロトンネルに通し、適切な張力で固定
  • ステップ6:術後超音波で固定状態を確認
  • 全体の施術時間:約30〜45分

関節鏡手術との比較

項目関節鏡手術プラチナム縫縮術
麻酔全身麻酔部位麻酔(腕神経叢ブロック)
入院1〜2日当日帰宅
切開3〜4箇所(各1cm)1箇所(3〜5mm)
装具(スリング)4〜6週必須不要または最小限
日常生活復帰4〜6週1〜2週
運動復帰4〜6ヶ月2〜3ヶ月
費用高い相対的に低い

よくある質問

Q1. 縫縮術後、また断裂は拡大しますか?

適切な術後管理(段階的復帰プロトコル)を守っていただければ再断裂のリスクは最小化できます。急激な活動への復帰は禁物です。

Q2. コラーゲン縫合糸が吸収された後、固定は維持されますか?

縫合糸が吸収される3〜6ヶ月の間に、腱板が骨に再付着します。縫合糸がなくなった後は、自身の腱板組織が固定を維持します。

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李東奎 院長

李東奎 院長

延世大学校医学部卒 · 整形外科専門医 · IBSE認定 · 特許4件

かつて手術専門医として活躍し、非手術治療の可能性を追求するために転向。肩手術の限界を自身の経験から痛感し、プラチナムクリニックを設立。著書『肩の痛み 手術より運動』著者。

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