現代では、比較的若い年齢層でも肩の痛みを訴えて病院を受診される方が急増しています。これは、さまざまなスポーツ活動やスマートフォンの普及により、肩の痛みを訴える年齢層が徐々に低下している傾向から生じています。 肩は関節・靱帯・滑液包・肩の神経・筋肉などで構成されており、これらの肩の構造物に問題が生じて発症した痛みを「肩の痛み」と呼びます。肩の退行性疾患である肩関節炎、靱帯の断裂によって生じる腱板断裂、筋肉に痛みが発生する筋膜性疼痛症候群、滑液包の炎症である滑液包炎など、あらゆる疾患が肩の痛みに起因しています。 肩の痛みを引き起こす代表的な肩疾患には、肩腱板断裂や五十肩などがあります。そのうち肩腱板断裂とは、肩を動かす腱が退行性変化によって断裂・損傷する疾患です。自力で腕を挙上することが制限され、他者が腕を支えて持ち上げると腕が上がるようになります。肩腱板断裂が進行し続けると、肩の筋力低下を伴うようになります。

特に外傷を受けた覚えがないにもかかわらず肩が痛く、自力で腕を挙上したり動かしたりすることが困難な場合、肩腱板断裂を疑うことができます。肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋は肩を覆う4本の腱であり、腕の回旋や運動可動域を実現するための動作を担う構造物です。また、肩関節の回旋運動と肩の安定性を維持するという非常に重要な役割を果たしています。4本の腱のうち1本でも断裂した場合を、肩腱板断裂と言います。 肩腱板断裂の原因はさまざまあります。
1)肩の腱の退行性変化 2)反復的な肩の活動や動作による腱の摩耗および退行性変化 3)腕を多く使う場合、特に腕を真上に伸ばす「バンザイ」のような姿勢が繰り返し行われる場合 4)水泳・野球など肩を主に使うスポーツを頻繁に行う場合
肩腱板断裂の症状は五十肩と類似しているため、五十肩と誤診されることも少なくありません。 腕を挙上したり肩を動かしたりする際に突然の痛みが生じることがあり、夜間に痛みが生じる夜間痛により入眠が困難になることがあります。また、痛みのある肩側を下にして横向きに寝ると痛みが悪化することもあります。肩を動かすたびに引っかかるような感覚や摩擦音(クレピタス)が生じることもあります。最後に、痛みのある腕の力が弱まる肩関節の筋力低下により、腕に力が入らなくなることもあります。 肩腱板断裂の診断については、多くの方が誤解されている部分が多くあります。通常、肩に問題がある場合、医師はMRIを撮影しなければ正確な疾患を把握できないと言われていますが、これは事実ではありません。医師は患者に理学的検査を行い、肩の痛みの原因がどの疾患から始まっているかを推察します。この際、理学的検査で肩腱板断裂が疑われた場合、超音波検査によって実際の肩腱板断裂の有無を確認することができます。

米国の場合、ほとんどのケースで超音波検査を用いて診断が行われています。MRIよりも超音波検査の方が経済的な負担が少なく、mmごとにスライスされて撮影されるMRIでは発見しにくい腱の退行性変化や靱帯の質感をリアルタイムでモニタリングしながら、より正確に判別することができます。ただし、超音波検査は施行する医師の熟練度が非常に重要です。肩疾患に豊富な経験を持つ医師が施行することで、初めて正確な検査が実現されます。 肩腱板断裂の場合、どのような基準と根拠に基づいて手術または非手術治療を選択すべきか、患者様が正確に把握されていないのは当然のことです。多くの医師は、MRIや超音波の画像で損傷・断裂した腱を示しながら、部分断裂であるため保存的治療でよいと言う場合もあれば、完全断裂しているため手術が必要だと言う場合もあります。しかし、肩腱板断裂の手術を決定する際には、単純に画像所見だけに基づいて手術か保存的治療かの治療方針を決定するわけではありません。

同じ肩腱板断裂であっても、患者ごとに断裂部位・断裂の程度・様相などを正確に把握し、患者の適応指標(インジケーター)を考慮した上で腱板断裂治療のプランを立てます。 医師が肩腱板断裂の治療を選択する際に保存的治療か手術的治療かを決定するためには、肩関節と靱帯の部位を一つひとつ手で確認する理学的検査を行い、患者がいつ・どのように・どのような感覚で痛みが生じたかという疼痛の様相と保存的治療への反応履歴を確認し、現在の患者の年齢・活動性・初回疼痛発症時期・画像読影など、あらゆる事項を組み合わせて総合的に考慮する必要があります。 多くの方が、肩腱板断裂が進行しているほど手術が必要だという固定観念をお持ちですが、実際には疼痛と靱帯断裂の様相を必ず併せて確認・検討した上で治療方針を決定します。 単純に断裂が大きいからといって必ず手術が必要なわけでもなく、かといって断裂が小さいからといって注射治療で十分に治癒するわけでもありません。 肩腱板断裂が疑われる場合は、専門医の診察を受けた上で適切な治療を必ず受けることが、それ以上の肩腱板断裂の進行を防ぐことにつながりますので、適切な時期に適した治療を必ず受けるようにしてください。 肩腱板断裂 ニューピムス治療情報はこちら ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ https://blog.naver.com/9690067/222837610127
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