こんにちは。整形外科専門医の イ・ドンギュ院長です。 肩の石灰沈着性腱炎で3年間、大変な苦労をされた患者様がいらっしゃいました。 患者様は石灰沈着性腱炎と診断を受けられ、炎症注射と体外衝撃波治療を継続的に行ってこられたとのことでした。 治療を受けている間は一時的に改善されるものの、再び痛みが再発し、それが何度も繰り返されて… あまりの痛さに眠れない夜が多く… 痛みで目が覚めることが多く、不眠症になってしまい… これほど肩が痛いと日常生活もままならず、うつ病にまでなってしまい、薬も服用されているとのことでした。 あまりにもつらくて腕を切り落としてしまいたいくらいだとおっしゃりながら… どうか治してほしいと、私のもとへいらっしゃいました。 以前もお伝えしましたが、石灰沈着性腱炎は激烈な痛みが現れることのある疾患です。 そのため、石灰を除去することが根本的な治療となります。 まず患者様のX線検査を行いました。

このように石灰が大きい場合、痛みが非常に強く、患者様はとても苦しまれます。 他院で外科的治療を勧められていたところ、私のもとへいらっしゃって
非手術的に治療できると検索して来ました。どうか治療してください
とおっしゃいました。 石灰沈着性腱炎に対する非手術的治療である「石灰破砕吸引術」を施行しました。
上記の映像でご覧いただけるように、処置は注射器を用いて行われます。 まず患者の疼痛をコントロールするために局所麻酔を行います。その後、超音波で石灰を正確にターゲティングしてから注射針を石灰に挿入し、特殊なチップを使用して石灰を破砕します。そして生理食塩水を用いて破砕された石灰を除去します。 処置後の注射器の写真をお見せします。

このようにして石灰を除去した後、X線写真を再度撮影しました。


患者様は処置後、以前感じていた痛みが消えたと、本当に本当に喜んでくださいました。 「院長先生に3年前に出会っていれば、こんな苦労はしなかったのに…」とおっしゃりながら、 今からでも本当に幸せだと、笑顔と涙を見せながら退院されました。 石灰沈着性腱炎で苦しんでおられた方がこれほどドラマチックに回復される姿を見ると、治療している私自身も達成感を覚えます。「自分は正しいことをしているんだな」と感じながら。
石灰沈着性腱炎で苦しんでおられる方々が、このような長い期間つらい思いをしなくて済むようになることを願っています。

