こんにちは。整形外科専門医のイ・ドンギュ院長です。 激しい痛みを引き起こす肩の石灰沈着性腱炎、よく耳にされたことと思います。 石灰沈着性腱炎についての全般的な内容は、下記リンクよりご確認いただけます。 https://blog.naver.com/9690067/222715261641
🔗 https://blog.naver.com/9690067/222715261641症状が重い場合、痛みのスコアが9点(10点が最大)まで上がるとのことで、どれほど苦しいことか… 痛みがあまりにも激しいため、すぐに手術を決断される方もいれば、 あまりの痛さに手術を希望しながらも、仕事や事業の都合、育児など家庭の事情により、涙をのんで耐えていらっしゃる方もおられました… そのため、抗炎症注射や疼痛注射のみを受けながら、体外衝撃波治療を定期的または継続的に受けている方もいらっしゃいます。 しかし、このように耐えながら治療を続けているにもかかわらず、繰り返し再発し、激しい痛みが続く… 生活の質が低下し、痛みで眠れず…不眠症や抑うつ症状まで抱えていらっしゃる患者さんが少なくありません。 私のもとにいらっしゃる患者さんに、肩の石灰沈着性腱炎に対して非手術的に日帰りで治療可能な「石灰破砕吸引術」をご説明し、処置を行いながら感じることは、 意外にも非常に多くの患者さんが「石灰破砕吸引術」についてご存知でなかったということです。 大学病院に行くと薬のみを処方されるケースがほとんどで、あるいは手術的治療を勧められ、専門病院に行くと大半の場合、疼痛注射または手術的治療のみを勧められるためかもしれません。 もちろん、手術が必要な場合もあるでしょう。しかし石灰沈着性腱炎は、非手術的に十分に治療できる疾患です。
石灰破砕吸引術は、ある程度の経験を積んで初めて適切に行うことができます。 石灰の状態に応じて石灰を破砕する方法も少しずつ異なり、 回旋筋腱板(ローテーターカフ)への損傷をいかに最小限に抑えながら石灰を除去するかは、 経験が必要な部分です。 超音波検査に習熟している必要があり、 石灰を破砕する方法や器具も 処置の成功率に影響を与えます。
私は石灰を破砕するために特注のガイドとチップを製作して使用しています。 硬い石灰であっても、こうした特殊器具を使用することで、より効果的に石灰を破砕・除去することができました。 本日ご紹介するケースは、石灰沈着性腱炎で大変な苦労をされていた方で、事業の都合で手術ができずに悩み続け、私のもとにいらっしゃった患者さんです。 釜山からお越しになり、石灰沈着性腱炎と診断されていたのですが、あまりの痛さに他の病院を受診したところ、手術的治療を勧められたとのことでした。しかし事業上、手術はできない状況とのことで、どうか解決してほしいとのことでいらっしゃいました。 まずX線画像を見ていきましょう。

患者さんに対し、日帰りで処置可能な石灰破砕吸引術を施行しました。
実際の映像では、超音波を用いて正確にターゲティングを行い、石灰を破砕した後、注射器を通じて石灰を吸引します。最初は透明な生理食塩水が吸引されますが、徐々に注射器内が白く濁っていくのが観察され、これが破砕されて排出された石灰です。

処置後にX線撮影を行いました。

処置後、患者さんはほとんど痛みがないとおっしゃり、非常に喜んでいらっしゃいました。事業の都合で手術ができないなか、痛みでとても苦労されたと…精神的にも大変つらかったと… 患者さんは晴れやかな気持ちで釜山にお帰りになり、4週間後に外来で経過観察を行うこととしました。 距離があり頻繁にお会いできないため、わずかに残っている石灰については、釜山で衝撃波治療を5回程度行っていただくようお伝えしました。

順を追って改めて見ていきましょう。

患者さんがおっしゃっていたのは、このような治療があるとは知らなかった、知っていればもっと早くやっていたのに… それも知らずに苦労ばかりしていたと…よくなって嬉しい反面、悔しいともおっしゃっていました。 最近はインターネットで検索するとある程度情報が出てきますが… もう少し努力して、患者さんに良い治療があることをお伝えし、
これ以上、石灰沈着性腱炎で苦しまれる方がいなくなることを願っています。


