58歳の女性患者様で、6ヶ月間にわたり肩の痛みにお悩みだった方です。 他院で数回の注射治療を受けられましたが症状の改善が見られず、 痛みがさらに増強し、可動域制限まで生じていた状態でした。 他院では外科的治療を勧められたとのことです。 石灰沈着性腱炎と診断されており、X線画像を確認してみましょう。

映像でご覧いただけるように、肩の石灰沈着性腱炎に対してNEWPIMS治療により石灰破砕吸引術を行います。 石灰を破砕する処置を行った後、注射器で吸引しますが、映像のように最初は透明だった注射器の液が徐々に白濁していく様子が確認できます。破砕された石灰によって白く濁って見えるようになります。

このように石灰を破砕して吸引し、NEWPIMS治療(石灰破砕吸引術)後に撮影したX線画像を見ると

処置後に疼痛が著明に軽減され、患者様は大変ご満足されていました。 残存している石灰については、追加の体外衝撃波治療により対処することができます。 肩の石灰沈着性腱炎は、手術なしに治癒できる疾患です。 もちろん、腱板断裂を合併している場合は断裂の状態によって異なりますが、手術が必要となることもあります。 しかし、石灰沈着性腱炎のみであれば、手術は必要ないと考えます。


