上腕骨骨幹部複雑骨折における観血的整復術および金属内固定術の結果

2018. 1. 10.

上腕骨骨幹部複雑骨折における観血的整復術および金属内固定術の結果


29歳の男性患者で、腕をねじりながら転倒した際に生じた上腕部の疼痛を主訴に当院を受診された。 他院にて骨折と診断されており、手術的治療が必要であると説明を受けていた状態で、手術を目的にいくつかの病院を受診されたが、各病院で手術不可との判断を受け、当院へ紹介受診となったとのことであった。

計3つの骨片に骨折していることが確認された。手術では、まず2番と3番の骨片を整復し、lag screw techniqueを用いて固定した後、1番の骨片と再度骨折部を整復し、10穴ロッキングプレートおよびスクリューを使用して固定を行った。術後、骨折線がほぼ確認できないほど完全に整復されていることが観察された。

上腕骨骨幹部骨折の場合、非常に難易度の高い手術となる。橈骨神経が上腕骨骨幹部を巻くように走行しているため、これを慎重に剥離しながら整復を行わなければならない手術である。また、上腕骨骨幹部に付着する筋肉が存在するため、骨折部位まで剥離するプロセスが非常に煩雑となる。このような理由から、この部位に対する手術経験がない場合、恐怖心から手術を敬遠するケースもある。 この患者においても、そのような理由から他院での治療を受けられず、当院を受診されることになったのであろうか。

イ・ドンギュ院長

イ・ドンギュ院長

整形外科医 · プラチナムクリニック

肩・膝の手術および非手術治療

プラチナムクリニック整形外科

ソウル 江南区 新沙洞 · イ・ドンギュ院長

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