こんにちは。整形外科専門医の李東奎院長です。 石灰化腱炎で激しい痛みに苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。 幸いなことに、手術なしで非手術的治療である石灰破砕吸引術を求めて多くの患者様がご来院くださり、つらい痛みから素早く解放されるのを見て、患者様も私も幸せな時間を過ごしています。 ほぼ数年間にわたり石灰化腱炎の痛みに悩まされていた方が、一度の処置で石灰もなくなり痛みもなくなって、最近は生きがいを感じるとおっしゃる患者様のお話を聞くと、とても誇らしく思います。 最近、妊婦の方がご来院されました。突然激しい肩の痛みを訴えてのご来院でした。他院で石灰化腱炎と言われたものの、妊娠初期のため注射治療も気軽にはできず、手術をするには全身麻酔が必要とのことで手術もできない状況だとのことで、受診されました。 赤ちゃんのことがあるので気軽に治療もできず、かといってそのまま耐えるには痛みが強すぎて、むしろ痛みのせいで赤ちゃんに悪影響が出るのではないかと大変心配されながら、私のもとにご来院されました。 まず状態を確認しました。基本的なX線撮影も防護服を着用して撮影し、胎児に安全な形で撮影が行われました。

赤い円の中に大きな石灰が確認されます。超音波検査では約3cmという非常に大きな石灰が確認され、吸収期と判断される石灰の段階と考えられました。 妊婦の患者様に石灰破砕吸引術をお勧めしました。 赤ちゃんに危険はないかとお尋ねになりましたので、安全な処置であることをお伝えし、処置を進めました。 まず痛みをコントロールするために腕神経叢麻酔を行いました。神経部位に局所的に作用するため、胎児には影響しません。通常の場合は麻酔後に静脈麻酔(鎮静)を行い、患者様の不安や恐怖なく処置を進めますが、妊婦の場合は鎮静薬を使用せず、意識のある状態で処置を行いました。(母は強し!!!) 腕神経叢ブロック麻酔を行うため、処置中の痛みは全くありません。わずかなドリル音や器具の音が肩の方から聞こえますが、リラックスして私と会話しながら処置を進めました。 石灰破砕吸引術の実際の映像をご覧いただきます。
実際に処置しながら除去した注射器をお見せすると、とても不思議そうにされながらもすっきりとした様子で、涙を流されており、様々な感情が入り混じっているようでした。石灰を除去した後、石灰による空洞と損傷した腱の治療のために、腱を再生させる注射治療(コラーゲンなど)を行いました。腱に限局して作用する薬剤であり、胎児に安全な治療です。

処置後の注射器の写真を見ると、非常に大量の石灰が除去されたことが確認されます。 処置終了後、防護服を着用してX線撮影を行いました。

処置前と比較して、石灰がほぼすべて除去されたことが確認されます。

処置前後の画像を比較すると、石灰がほぼすべて除去されたことが確認されます。 患者様は大変感謝してくださり、私の赤ちゃんも私も救っていただいたと喜んでいらっしゃいます。
石灰破砕吸引術は、妊婦の方でも処置を受けることができる安全な治療です。 李東奎院長
以前に腎臓透析を受けていらっしゃる患者様もいらっしゃいましたが、この方も麻酔も手術もできない状況の中で、安全に処置を行うことができたことを覚えています。 肩の石灰化腱炎で苦しんでいらっしゃる患者様が、安全かつ速やかに回復されることを願っております。


