こんにちは。整形外科専門医の医師イ・ドンギュです。 肩の石灰沈着性腱炎で大変つらい思いをされている患者さんがたくさんいらっしゃいます。 あまりにも痛みが強いため、手術を行うケースも少なくないのですが… 以前もお伝えしましたが、肩の石灰沈着性腱炎は手術なしで治療することができます。 まさに石灰破砕吸引術により、手術なしで治療が可能です。 下記のリンクをご覧いただくと詳しく説明しております。 https://blog.naver.com/9690067/223320621867
🔗 https://blog.naver.com/9690067/223320621867では、肩の石灰沈着性腱炎の手術はどのように行うのでしょうか? ほとんどの場合、関節鏡を用いて手術を行います。 石灰が存在する部位の回旋筋腱板を切開し、その中にある石灰を除去します。 また、石灰を除去する際にはシェーバー(shaver)を使用しますが、この過程で正常な腱組織も損傷を受けながら除去されることになります。 石灰を除去した後、切開した(人為的断裂)回旋筋腱板の腱を縫合して手術を終了します。 石灰の位置によって多少異なる場合がありますが、ほぼ回旋筋腱板断裂の手術に類似しています。 そのため、術後は装具を装着する必要があり、一定期間の安静後にリハビリを行うことになります。 したがって、肩の石灰沈着性腱炎で手術を行う場合、4週間以上の治療期間が必要であり、リハビリまで考慮すると3ヶ月以上を要することになります。 では、石灰破砕吸引術はどうでしょうか? 細い針のような特殊製作されたガイドと特殊製作されたドリルを使用して石灰内部のみを破砕した後、吸引する方法で行うため、正常な腱への損傷もなく人為的な断裂も生じないため、装具の装着も不要で、翌日からすぐに日常生活が可能です。

表をご覧いただくと、手術と石灰破砕吸引術(非手術)の違いが明確にわかります。 ある患者さんが肩の石灰沈着性腱炎の治療のために私のところへいらっしゃいました。 全羅道の光州から当院まで来てくださったとのことです。夜明け前に起きていらっしゃったとおっしゃって、どうかこの痛みから解放してほしいとのことでした。 右肩にも石灰沈着性腱炎があり、3年前に手術を受けられたとのことです。手術後に大変つらい思いをされたとのことでした。痛みもさることながら、装具を2ヶ月近く装着し、その後は肩が拘縮してしまいほぼ1年間リハビリ・治療を受けながら苦労されたとおっしゃって、手術をせずに治療してほしいとのことでした。 状態を一度確認してみましょう。

X線画像を見ると、肩の回旋筋腱板後方に石灰が認められます。 超音波検査により、石灰の正確な位置・大きさ・性状を確認しました。

超音波上、棘上筋の後方部に位置しており、横×縦0.47×1.06cmの大きさの石灰が認められます。 石灰の形態として、エコー輝度が明瞭な部分と不明瞭な部分が混在しており、硬い石灰と軟らかい(ペースト状の)石灰が共存している様相と判断されました。 石灰破砕吸引術を施行しました。処置時間は約15〜20分程度です。 処置後の注射器の写真を見ると

注射器の下部に白く沈殿した石灰が確認できます。 処置後にX線検査を行いました。

処置後のX線画像では、石灰がほぼ完全に吸収されているのが確認できます。 改めて比較して確認してみましょう。

処置前後の画像を見ると、石灰がほぼ完璧に除去されているのが確認できます。 患者さんに処置前後の画像と注射器の写真をお見せしたところ、こんなに簡単に治療できるのに、なぜ3年前は手術をしたのかと残念そうにされていました。15分でこのように治療できるのに、1年も苦労したのかと… このように石灰を非手術的に治療できてとても感謝していると御礼をおっしゃって、光州へ戻られました。
肩の石灰沈着性腱炎に手術は必要ありません。 石灰破砕吸引術により非手術的に治療することができます。 そのまますぐに日常生活へ復帰することが可能です。 イ・ドンギュ院長

