こんにちは。整形外科専門医、イ・ドンギュ院長です。
回旋筋腱板疾患の中でも、回旋筋腱板部分断裂は治療における重要な課題です。
手術するには至らないものの、放置すると完全断裂へと進行する可能性が高い疾患、それが回旋筋腱板部分断裂です。 回旋筋腱板部分断裂がある場合、放置すると完全断裂へと進行し、手術が必要になることがあります。 回旋筋腱板部分断裂のサイズが小さい場合は、プロロセラピー(靭帯強化注射)によって治療することができます。 しかし、部分断裂のサイズが大きい場合は、プロロセラピーだけでは治療できないケースが多くあります。 かといって、手術が必要なほど断裂が進行しているわけでもないため、そのまま放置された結果、完全断裂となって手術に至るケースも少なくありません。 では、方法はないのでしょうか? ひとつの代替治療として挙げられるのが「骨髄刺激幹細胞再生術」です。 「骨髄刺激幹細胞再生術」とは、部分断裂した回旋筋腱板の上腕骨付着部に微細な孔を開け、骨髄由来の自家幹細胞を用いて組織を修復・治癒させる治療法です。
患者様のケースをご紹介します。 54歳の男性患者様で、3年間にわたる肩の痛みに対して、プロロセラピーや徒手療法、衝撃波治療を複数回受けられましたが、痛みが再発し症状が改善されないため、当院にいらっしゃいました。


複数回の注射治療(プロロセラピー)でも改善が見られず、しかし手術を行うには腱全体の状態が良好であったため、骨髄刺激幹細胞再生術によるNEUPIMS治療を実施しました。

施術後にプロロセラピーを追加で行い、最終的な結果をご覧いただきます。

回旋筋腱板部分断裂は放置してはいけません。 回旋筋腱板部分断裂は完全断裂へと進行する可能性があります。 完全断裂になると、手術によってのみ治療が可能となります。 完全断裂へと進行する前に治療を行い、ご自身の健康な腱を維持することが最善です。
回旋筋腱板部分断裂の治療として、NEUPIMS治療:骨髄刺激幹細胞再生術は卓越した治療効果を発揮します。

