ダイエット薬を処方する際に一緒によく処方される薬剤です。 脂肪吸収抑制剤であるオルリスタット(orlistat)です。通称「会食薬」とも呼ばれています。 (会食の際に少し食べ過ぎてしまうので、それでも吸収をある程度抑えてくれる(?)効果があるということでしょう。とはいえ、食べすぎは禁物です。^^) 薬理機序はリパーゼ阻害薬(Lipase inhibitor)です。 リパーゼは膵臓から分泌される酵素で、摂取した食物の脂肪酸の消化と吸収に不可欠です。 オルリスタットは消化管において脂肪分解酵素であるリパーゼの働きを阻害することにより、摂取した脂肪の消化と吸収を制限します。 結果として、摂取した脂肪の約30%を排泄させることで体重を減少させます。

実際に脂肪吸収阻害効果を有しており、 優れた体重減少効果と内臓脂肪減少効果を示します。

用量は60mgと120mgの2種類があります。 効果は用量が多い方がより高いでしょう。^^ 1日3回服用し、食事と一緒に、または食後1時間以内に服用すれば大丈夫です。 副作用としては、脂肪便、排便回数の増加、軟便などが代表的です。 まるで排便の際に唐辛子ツナ缶の油が混じっているように見えることがあります。 このような副作用について説明を受けていない患者さんが、血便と勘違いして驚かれることもあります。 ただし、このような副作用は服用後しばらく経つと軽減されていきます。 服用初期は、便意を感じたりおならの感覚があったりした場合は、すぐにトイレへ行くことをお勧めします。 私自身の場合も、服用後2週間までは脂肪便や軟便が頻繁に見られましたが、それ以降は副作用を感じなくなりました。 そして実際にInBody検査を行ったところ、内臓脂肪が大幅に減少していることを確認できました。 体も以前より健康になったような感じ、わかりますよね? 肥満は万病の元です。 適切な食事制限と運動だけで痩せられれば、どれほど良いことか…… でも、それがなかなかうまくいかないんです……私もそうでしたから…… そういった意味で、大きな副作用なく食事管理をしながら体重を減らせる薬を服用することも、検討する価値があるかと思います。

